宝生座

宝生座・・・シテ方 宝生流・・・・・・・・・・・・・・・・・宝生家
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        ・                          |ーーーーーーーーーーー宝生嘉内家[加賀藩]*1
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        ・                          |ーーーーーーーーーーー波吉家[加賀藩]
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        ・・ワキ方 宝生流・・・・・・・・・・・・・・・・・宝生新之丞家
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        ・・笛方 一噌流・・・・・・・・・・・・・・・・・・一噌家
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        ・・小鼓方 幸流・・・・・・・・・・・・・・・幸清五郎家(江戸後期廃絶)*2
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        ・・大鼓方 観世流・・宝生錬三郎家(明治期廃絶)*3ーー守家家*4
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        ・・大鼓方 威徳流・・・・・・・・・・・・・・・・・威徳家(廃絶)*5
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        ・・狂言方 大蔵流・・・・・・・・・・・・・・・大蔵弥太夫家(廃絶)*6 

*1 九世嘉内の次男重英が本家の養子となり、宗家を継承した。

*2 金春座小鼓方幸家の分家

*3 大鼓観世流は本来観世座付だったが中絶し、元禄七年(1694)に弥三郎信堅(観世流小鼓方新九郎豊重の三男)が再興した際に宝生座付となった。

*4 宝生錬三郎家廃絶後も観世流大鼓を継承していた加藤八百作の弟子家。

*5 江戸初期に活動した五左衛門が父の早世により幸五郎次郎久能(幸流小鼓方)の指導を受けたため、幸流と呼ばれた。

*6 金春座狂言方大蔵家の分家。