シテ

 仕手は、シテ。または、太夫ともいう。能楽、謡曲とも。第一に位置する役 者で、主人公である。故に、シテの資格を有する者は、徳川時代においては、 五座の家元、すなわち、観世、宝生、金春、金剛、喜多の諸太夫に限る役とさ れていたが、実際には徐々にその技術を持つ弟子が、勤めるようになった。